シルク・ドゥ・ソレイユ『オーヴォ』 [観劇・Stage・Live]
昨年、ダンナと一緒にボリショイサーカスを見た流れで、シルク・ドゥ・ソレイユも見てみたいよね~と。
ところが、次の公演のモティーフは虫らしい(__;)
虫が大っっっっ嫌いなhatsuneさん。さて、どうしようと持ちかけると
「本物じゃないんだから、平気だよ」
ってなわけでお台場ビッグトップでのダイハツ オーヴォのチケットをとったのですが。
今年に入ってダンナが
「シルク・ドゥ・ソレイユ、虫らしいけど大丈夫なの?」
……
あんたが大丈夫だろうというからチケット取ったのに、いまさらそれ言う~~~~?
ってか、私の言ったこと聞いてなかったの???
と、一悶着あってのovoですw
お台場なんて、交通の便は悪いし、ぽつぽつと商業施設がある以外は何もないクセに
港区ってだけで土日の駐車料金はボッタクリ価格なのでバスか電車で行く予定でしたが
この日は雨風ともに強いヘンなお天気で、結局車で行くことになったのでした(;^_^A アセアセ
ovoの上演会場に隣接する駐車場は、1日1500円(前金)。
不思議についていたので、会場近くに車を駐められました。
中に入るとまず目に入るのが
ダイハツ車。
カフェやスーベニアショップが。
オーヴォの公式プログラムの見本はセンターのショップにありますが
店頭には置いてないので、「見本を見せてください」と聞かないと出してもらえません。めんどくせぇぇぇぇ。
あと、こちらのcafeドリンクはKIRIN商品のようで
コーラ飲料がキリン・ガラナってマニアックじゃね?(^^;
とりあえずペプシかコカ・コーラかのどっちかくらいは置いといたほうが……(^^;
キリン メッツグレープフルーツとか、キリン オレンジとかあるけど、
だったらトロピカーナも扱ってくれよぉっw(hatsuneさんはトロピカーナ好き♪)
ダンナは最近、キャラメルポップコーンにはまっているので購入するかと思いきや、
高すぎるという理由でやめてました。チュリトスを食べている子どもたちが多かったです。
上演中も飲食OK。とはいえ、飲むのはともかく、食べるのはあまり向かないかと……(^^;
本日の演目。って、本日のキャストならわかるけど、演目って日によって違うのか?
会場はこの建物を出た先にあり、その間で使用できる傘の用意もあります。
で、外に仮設のトイレが設置されてます。
こういうキャラクターが描かれているところは好きです♪
女性用トイレも休憩時間が始まってすぐは混んでましたが、第二幕が始まる直前はスムーズに入れました。
便座除菌クリーナーもあります。ペーパーをかざすだけで泡が出てくるシステム。
なら、トイレも自動かと思いきや、手動で水を流すという……(;^_^A アセアセ
上演会場は撮影NG。中に入ると、なにやらフローラルな香りが。
出演者の方々が汗をかくのでフレグランスを使っているのかと思いましたが、
花の香りの演出だそうで(;^_^A アセアセ
そうそう、どうせならCATSシアターのように、客席側の背後も虫目線での飾り付けをする遊びが欲しかったですね。
座席は、この手のシアターにしてはクッションも効いていて座り心地はまずまずでした。
座席は縦のラインをずらしていますが、演劇などと比べると男性客も多いので
前に男性が座ると途端に見づらくなります(^^;
お子様連れも多いのですが、子供は座らずに立ってしまうこともあるので、もう少し高低差が欲しかったかな。
ヴィーナスフォートでは、オーヴォ衣装展・写真展が。
オーヴォとは、ポルトガル語で卵の意味。
昆虫たちのコミュニティに、大きな卵を背負ったハエのフォーリナーが現れるところから物語がスタート。
ってか、あのキャラクター、ハエだったのね(^^;
で、感想ですが……ふたりとも……
ボリショイサーカスのほうが好きでした(;^_^A アセアセ
いや……あのね。その……動物虐待だのなんの言われてますけどね……虐待はもちろん反対ですが……
昔ながらのサーカスって、構成が秀逸だわぁ。
動物の芸でほっこりさせてくれないと、肉体技だけだと緩急がつかないんだよね~。
シルク・ドゥ・ソレイユは力強さだったりスピード、柔軟さとその演目によっての違いこそあるけれど
肉対技・肉体技の連続で。だから間に時折クラウン(道化)が入ってくるんだけれど
やっぱりそれだけだと単調。いくらすごいパフォーマンスでも、
それが続くと、見ている側の感覚は鈍っちゃうんですよね。
んで、さらに。
私は虫の世界をモチーフにしていると聞いて、もう少しストーリー性のあるものを想像しちゃってたわけです。
たとえば、何かの理由で仲間からはぐれた虫が、ほかの虫に襲われたり、助けられたりしながら
成長して、仲間の元へ戻っていくとか、その手の物語を。
ところがこれ、クラウン役のハエがテントウ虫に恋をする物語はあるけれど、
それとほかの虫たちのアクロバットとの関連性がないんですよね(^^;
ということで、私的には物語性は無し。だったら、虫である必要もないんですよね、少なくとも私的には。
世界観を壊さないように、演目の中で次に使う道具を渡す準備しているのが別の虫だったりするのですが、
その点では徹底して虫の動きをしているので、逆にそっちに目がいっちゃうこともあって邪魔。
いやあ、黒子って偉大だわぁ。
これがハエの衣装なのですが。ずっと何の虫を表現してるのかわからなかった(^^;
これも引っかかる所のひとつでもあるわけですが。
虫の世界といえども、虫そのものではなく、それをモチーフにした衣装なわけで。私だけかもしれませんが
「いったいモチーフは何だろう?」ということが気になって集中できないんですよねぇ(^^;
イメージというのもあるでしょうし、たぶん日本人感覚とは違うところもあるんだと思います。
たとえばこれはアリ。赤いアリもいるけれど、アリがモチーフときいたら黒い衣装を連想するのは私だけじゃないよね?
ミノムシかと思っていたら、ホタルだった。
そういうところを気にしながら見るくらいだったら、モチーフも何もなく
次は空中ブランコでござい、次は綱渡りでござい、って、それぞれの演目に合わせた衣装でやってくれたほうが
落ち着くんだなぁ、私は。はい、あくまでも私の好みの問題です。
あと、もったいなぁぁぁいと思ったのが音響。
客席の下に、低周波を増幅して発することができるようにサブウーファーを設置したり、
サラウンド・サウンド効果のために客席の背後を一周するようにスピーカーを配置しているそうですが、
そのやり過ぎが、せっかくの生演奏の良さを殺しちゃってます。
ダンナなんて、生演奏、生歌ってことに気づいてなかったくらいに!
もちろん、クラウン役のテントウ虫がよかったとか、トランポリンが印象に残ったとか、
私はジャグリングとかの大道芸が好きなので、ディアボロ(中国ゴマ)が楽しかったとか、
ひとつひとつを挙げるとそういうのはあるのですが
トータルで考えると、普通の、昔ながらのサーカスのほうが好きなんだなぁ。。。
と、まあ、期待していたのとは違っていましたが。
こうやって自分の好みをはっきり知っていくのって、私は嫌いじゃないんですよ(*^^)v
いろいろ体験してみなくちゃ、自分の好みはわからないですからねぇ♪
なるほど、演出と言うかこだわりが過ぎるとかえって単調と言うか面白みに欠けちゃうって事もあるんですね・・・(^_^;)
しかし・・・駐車場高っ!!!
by アルマ (2014-04-04 14:08)
「シルク・ドゥ・ソレイユ」、たぶん、最初に日本に来たときに
見に行きましたよ。
その当時は人気がなくて、新聞やさんでタダ券をくれたので、家族3人で行った思い出があります。
すっごく楽しかったです。
もう一回行きたいな、と思っているうちに、どんどん入場券が高くなって、行けなくなりました( ;∀;)
いいな、行ってみたいし。
by MERRY (2014-04-04 16:33)
美術的には凄く面白いんでしょうね^^)
ミノムシかと思ったらホタル・・・には爆笑しました(^w^)
獏は・・・・シンプルな木下大サーカスが好きです(@@;))
by 獏 (2014-04-04 21:33)
ハエが主役なんだ
じゃあ花の香りは不適切なのでは
でもハエに似合う香りは・・・・駄目だなぁ、やっぱり(笑)
by さる1号 (2014-04-05 08:25)
オーヴォは、ポルトガル語で卵の意味でしたか。
「シルク・ドゥ・ソレイユ」はカナダが本拠地、元オリンピック選手が出場していたり・・・で有名ですよね。
ハイレベルな内容なのでしょうけれど、やはりストーリー性は必要かと思います。
by hana2014 (2014-04-05 13:03)
★アルマさん
哀しいかな、この駐車料金……これでも、お台場なら安いんです(´・ω・`)
商業施設の駐車場なんて、相場は1時間500円ですが、
土日は1時間600円なんてとこもあるし、
土日に関しては1店舗での買い物金額が3000円で1時間サービスなので
ふたりで食事をしても、ギリギリ3000円に満たなかったりするんですよね~(>_<)
by hatsune (2014-04-07 13:34)
☆MERRYさん
新聞やさんって、昔はいろいろくれましたよね~。
今もくれるのかな?
チケットはパルシステムでとったので、定価より3600円安く買えました(*^^)v
by hatsune (2014-04-07 13:38)
★獏さん
木下大サーカス、たぶん私たちの好みっぽいんですよね~。
東京公演ないのかなぁ。
by hatsune (2014-04-07 13:41)
☆さる1号さん
ハエに似合う香り……あああああ~~~っ、ダメだぁぁぁぁっ!w
by hatsune (2014-04-07 13:43)
★hana2014さん
タイトルがポルトガル語なのはきっと、この公演の演出家の方がブラジル出身だからなんでしょうね。
音楽もブラジルの要素が取り入れられてノリがよかったです。
今回の公演、フォーリナーを日本人が演じているというのも
ちらっと話題になりましたね。
by hatsune (2014-04-07 13:54)
オーヴォ
私も8月ですが大阪公演のチケットを持っているのですが
hatsuneさまにとってはイマイチだったみたいですね・・・
先行販売のまた先行販売で前から5列目で
喜んでいたのに・・・ちょっと残念です(>_<)
by vivian (2014-04-09 12:17)
☆vivianさん
私は基本ストーリーありきで、
ダンスや舞踊など肉体を使った芸術を理解する才能がないようで
この手のものは合わないことがしばしばあるんです。
私たちの好みと違ってましたが、アクロバティックな演技がお好きでしたら
楽しめると思います(*^_^*)
by hatsune (2014-04-25 14:48)